タイトル

タイトル2


僕はネットを編む方法をふた通り知っていますが、
ここではそのうち比較的やさしい方法を紹介します。
(実はHP上で説明しやすいので)

ネットを編む道具

網針

  

*網針への糸のためかた

網針2 網針3
クレモナを突起に2
〜3回巻き込む
裏返して、突起に
ひっかける
これを繰り返し糸を
ためます。

こま

こま 
アドバイス下のこまは駒にたまった糸を抜きやすくするために
肩を切り落としてあります


ネットを編む材料


クレモナ糸お譲りします。一束あれば小型魚用ネットが数セット編めます。ご希望の方はこちらのフォームよりお知らせ下さい。

ネットを染める材料


アドバイス   
クレモナは染めても比較的淡く染まります。糸を凧糸で代用した場合,染め粉なりに染まるが、あとで色落ちします。

ネットの編み方

目の編み方

まず,できあがったフレ−ムの外周を大まかに計り(ネット固定用穴のグリップ側の両サイドを決め、それを起点と終点とし、計測します)その数値を1.5センチメ−トルで割ります。(フレ−ムにできる穴の間隔が1.5センチメ−トルになります)
その数値が,これから編んでいくネットの一周の編み数になります。
(例.60cm外周÷1.5cm=30・・・・30目の網を編む必要があります)

編む1 編む2 編む3 編む4 編む5
太い糸にクレモナを
結び,こま(編み始
め用)の下側にあてる。
クレモナを太い糸の上
から左下へ抜き、下方
へ引き締める。
網針を太い糸の下からく
ぐらせてできた輪の中へ
上から通す。
網針とこまを下へぐっと
引き締め新しくできた結
びこぶを,こまの峰上に
のせる
網針側の糸はこまの
下(裏)へ回し,前4
工程を繰り返し,目を
増やす。

編み目0上記編み方をよく見ながら編みだしの3角目を作る(編みだし用こま)。
計算で出した編み数に達したら太い糸の両端を結びます。








2段目以降の編み方

編み目2編みすすめていくと左図のように
一段編み終わります。(計算値)
次に編み始めた頂点の一段下(
へ継ぎます。
はじめ数段は段目が目立ちますが、
編みすすめるうち,気にならなくなります。

ここから、編み始め用こまを小さい
サイズのこまにチェンジします。


あとは、ラセン状に自分の好みの
深さまで編み込んでいきます。







ネット1
ネット2


減らし目

ネット3フレ−ムの長手方向分くらい編みすすめたら、つぎに減らし目にはいります。
結び目を減らすためには、2目を一緒に拾って編みます。
つまり、1段編むごとに目数は1/2ずつ減っていく。

*ネットの深さは、フレ−ム長手方向の1.2倍くらいがよいでしょう。

残り目が5〜6になったところで、編針の糸をきり、残った目すべてに糸を通しひとまとめにして結びます。
編み出したときの太い糸を切って、出来上がり。


染色
今回は、編みあがった後染色しますがぼくは、あらかじめ染めた糸で編んでいきます。

染色
編みあがったネットを染色

出来上がり

糸があれば,あらかじめ各色染めておくことも。